リコさんと旅行に行きたい、と思いました。 でも、毎朝毎晩乗っているから、普通の猫さんに比べると車には慣れていますが、長い時間を過ごせるかどうかは分かりません。そこで、まずは、車に乗ったらなるべくかごから出してあげて、車にもっと慣れてもらうことからはじめることにしました。
	かごから出る機会が重なるうちに、車の中での居場所が、だいたい決まってきました。その1)は、後部座席の後ろ側とリヤーウインドウ（と言うのでしょうか？）の間の、少し高くなっているところです。おさまっていると、左の写真のような感じです。その2)は、助手席の足元、その3)は、運転席の足元・・私の足と座席の間です。（私としてはくすぐったいのですが、・・不安になると来るようです） 居場所その4)は、ダッシュボードの上（！）です。不安定な場所なので、停車中はよくても、走り出すと落っこちそうになって、あわてて降りることになったりするのですが、それでも気に入っているようで、懲りずに上がろうとします。 (2001.06.22)
りこさんは、車の中で、お水を飲んだり、えさを食べたり、トイレを使ったりしたことがありません。それができなければ、車の中で長時間過ごすことはできませんので、かごから出ることに慣れた頃を見計らって、小旅行に出かけることにしました。 車の中に、お水入れ・えさ入れとトイレを用意して出発しました。様子を見ながら走って、トイレもお水も無理なようだったら、早々に引き返すつもりでしたが、出発後しばらくしたところで、どちらも大丈夫であることが分かりました。 はじめのうちは、落ち着かない様子で車の中を歩き回っていましたが、1時間ほどで慣れたようで、ときどきお気に入りの場所の間を移動する程度になりました。写真は、「道の駅」に停車中の一コマです。(2001.06.23)
予定では、柏崎の方へ行って、そこから南に曲がり、松代〜津南と走って県境を越え、関越道に乗って戻ってこよう、と思っていました。ところが、柏崎までは予定通り行けたのですけれども、その先で道を間違えて、とんでもない峠道を越えることになり、あげくに吉川町の方へ行ってしまいました。戻ってもう一度通りたいとはとても思えない道でしたので、松代は諦めて、そのまま吉川町を抜けて柿崎のほうへ向かい、北陸自動車道に乗って帰りました。２・３時間のつもりが、5時間半のドライブになってしまいましたが、リコさんはまったく平気な様子でした。特に高速に乗ってからは、停車や発進がないこともあって快適だったらしく、居場所その1)で眠ってしまいました。